みっきの部屋

精神疾患体験談、好きなアイドル、ハンドメイドについて語ります

精神障害

この記事は同じ病気を患っている方にも見ていただきたいですが、

 

ご病気を患っている方のご家族の方にも見ていただきたいと考えています。

 

 

長くなりますのでいくつかの記事に分けさせていただきます。

 

 

 

私が現在患っている病気は

 

 

パニック障害

 

「不安症(不安障害)」

 

「脅迫障害」

 

 

です。

 

 

それぞれ別々の問題を抱えているわけではなく

 

併発しやすい病気となっています。

 

 

 

そして1つ伝えたいのが昔から病みやすかったわけではなく

いたって健康的な生活を送っていました。

 

19歳の最後に精神病にかかりましたが

 

その前までは少し風邪をひきやすい体で不整脈はありましたが

 

学校はほとんど皆勤賞でしたし

友人関係でなにかあることもなかったですし

運動部にも所属してましたし

 

こんなことになるとは自分自身も思っていませんでした。

 

 

ここで伝えたいのはどんな性格の子も

どんなに元気な子でも

精神の病気になってしまう可能性は十分にあるということです。

 

 

決して育て方が悪かったとか

環境が悪かったから

というのがすべての理由ではありません。

 

 

もちろんそれが原因で患う方は多いと思います。

 

しかしそうでもない人もいます

 

私のように

 

 

そこでここでは私が精神病に長年苦しめられるようになったキッカケと

 

友人や家族に言われたことで傷ついたこと

 

何が苦しくて

 

どうゆう葛藤があったのかを少しでもお伝えできればと思っています。

 

 

 

1つ注意していただきたいのが

 

同じ病気でもすごく個人差があります

 

まったく同じ苦しみを持ってる人を私は今まで聞いたことがありません

 

 

キッカケや病名が同じでも人それぞれです。

 

 

 

それを1番に理解して接してあげて欲しいと考えています。

 

 

 

 

まず1番重要なことは私は「嘔吐恐怖症」です。

 

これがすべての根源です

 

今でも苦しめられていて病状が悪化した原因でもあります。

 

 

 

あまり聞いたことのない恐怖症ではあるかもしれません。

 

私は他の恐怖症を持っていないのでどんな違いがあるのか分かりませんが

 

嘔吐恐怖症はパニック障害になりやすい恐怖症だと言われています。

 

 

 

何故私が嘔吐恐怖症になったのかは幼少期にさかのぼります。

 

 

正直私が精神病に関係がないタイミングでの嘔吐をした機会は

 

1度のみです。

 

 

小学校低学年の時に嘔吐下痢になった時のみです。

 

それも一晩で嘔吐はおさまりました。

 

 

 

色んな人に驚かれるほど嘔吐をする機会はなかったです。

 

 

なのになぜ嘔吐恐怖症になったかというと

 

両親を見ていて・・・というほかありません。

 

 

 

母は昔から体調を崩すとすぐにもどしてしまう体質でした。

そして身体も強くないなか仕事と3人の子供の子育てをしていたため

トイレに駆け込む姿を何度か見ていました。

 

その時に聞こえるトイレからの音が怖くてたまりませんでした。

 

 

 

そして父は元々お酒が強い人間ではありませんでいた。

 

しかし仕事の関係で長期ドイツに行っていた時がありました。

(私が生まれる前から生まれて少し経った後まで)

 

 

そこからお酒をすごく飲むようになりました

 

お酒がすごく大好きになったのです

 

しかし元々飲める体質ではないうえに

 

何歳になっても自分の許容量を把握しきれてないのもあって

 

色んなところで嘔吐をしてました

 

 

その時の光景と匂いは私に恐怖を与えるには十分でした。

 

(父は決して毒親なのではなく、子供の私から見ても家族に優しくて、家族のためにすごく働いてくれるいい父親です。あまりにお酒が好きすぎる結果です)

 

しかし私も両親も嘔吐恐怖症という存在を知っているわけではなかったので

 

単に嘔吐に苦手意識があるという認識でした。

 

 

しかし、その頃から酔っぱらった父から逃げるように部屋にこもってましたし

 

母がトイレにこもっているときも耳を塞いでましたし

 

世間で嘔吐下痢が流行りだすとご飯が食べられなくなるほどになっていました。

 

 

今考えると中学生になったころには完全に嘔吐恐怖症になっていたのだと思います。

 

 

 

この嘔吐恐怖症が原因で私は20歳を目前にして

人生が、生活が驚くほどに変わってしまいました。

 

 

 

 

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